Valueプロパティが今現在選択しているセル(Rangeオブジェクト)の値だとして、Nextはそのひとつ右、Previousはひとつ左の値を意味するプロパティです。
つい書きそうになりますが、Activecell.Next.Valueのように書く必要はありません。
一目でわかるシンプルさが強みですが、上下左右操作できるOffsetプロパティというのもあり、そちらのほうが汎用性は高いです。
Next、Previousプロパティの使い方
右隣りのセルの値を取得/代入
対象.Next
対象.Next
左隣りのセルの値を取得/代入
対象.Previous
![next1](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/05/next1.jpg)
B1セルに何か入力し、ここを選択しておきます。
![next2](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/05/next2.jpg)
ActiveCell.Next = ActiveCell.valueのように書いて、実行してみると……。
![next3](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/05/next3.jpg)
アクティブセルのひとつ右に対して、アクティブセルの文字列がコピーされます。
![next4](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/05/next4.jpg)
同様にActiveCell.Previous = ActiveCell.valueのように書くと、
![next5](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/05/next5.jpg)
こうなります。Next = 「次」、Previous = 「前」です。
![next6](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/05/next6.jpg)
他にも、変数sayuに対してActiveCell.Previous & ActiveCell.Value & ActiveCell.Nextを代入して、これをD1に表示すれば、
![next7](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/05/next7.jpg)
こんな感じで文字列をつなげて表示することもできます。
![next8](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/05/next8.jpg)
真ん中を選ぶ必要があるというのがちょっとアレですが、たとえば住所くっつけたりもできます。
' vba
Dim sayu
sayu = ActiveCell.Previous & ActiveCell.Value & ActiveCell.Next
Range("D1").Value = sayu
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