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Excel VBA（マクロ）で指定セル・選択範囲に名前を定義する方法/Nameプロパティの使い方

IT

2022.05.01

オブジェクトのNameプロパティに名前を付けると名前を定義することができます。
ここではRangeオブジェクトに名前を付けて、指定範囲のセルの名前を定義する方法を解説します。

目次

指定範囲に名前を付ける
- 名前を上書き
選択範囲に名前を付ける

指定範囲に名前を付ける

' vba
Range("A1:C3").Name = "named"

コードはいたってシンプルです。Rangeプロパティで範囲を指定し、範囲のNameプロパティで名前を指定します。

excel name1

実行すると定義された名前が追加され、

excel name2

名前をクリックすると指定した範囲が選択されます。

名前を上書き

' vba
Range("A1:E5").Name = "named"

ちがう範囲に対して同じ名前を付けると、

excel name3

名前の示す範囲は上書きされます。同じ名前をつけたセル範囲をふたつ作ることはできません。

選択範囲に名前を付ける

' vba
Selection.Name = "named"

選択範囲に名前を付けたい場合は、対象のオブジェクトをSelectionにします。

excel name4

範囲を選択しておき、

excel name5

マクロを実行すれば、今選択している範囲に名前がつきます。

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