スケジュールなど記入していく中では、月末の日付が自動的に取得できるほうが便利な場合もあります。
そうした場合に使えるEoMonth(End of Month)関数のご紹介です。Excel2007以降のバージョンで使用可能です。
Eomonth関数の使い方
月末のシリアル値を求める
EoMonth(基準日,月)
※月が0なら基準日と同じ月、+1なら翌月、-1なら先月の最終日を求める
EoMonth(基準日,月)
※月が0なら基準日と同じ月、+1なら翌月、-1なら先月の最終日を求める
![eomonth1](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2019/01/eomonth1.jpg)
2019年の各月の最終日を求めます。予め「月末」列の書式設定は日付にしておきます。
![eomonth2](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2019/01/eomonth2.jpg)
=EoMonth($C$2,0)
(C2の日付と同じ月の最終日を求める)と入力します。
(C2の日付と同じ月の最終日を求める)と入力します。
![eomonth3](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2019/01/eomonth3.jpg)
2019年1月(C2と同じ月)の月末が表示されました。
![eomonth4](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2019/01/eomonth4.jpg)
最後の数字を1増やすごとに、最終日が表示される月が1ずつ未来へ進みます。
![eomonth5](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2019/01/eomonth5.jpg)
逆に負の値を入れることで、基準日より前の月を表示することも可能です。
その他の基準日設定
![eom1](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2019/02/eom1.jpg)
もし直接日付を指定する場合は、=EoMonth(“2020/1/1”,0)のように、””で囲って指定します。”1/1″だけだと、式を計算した年の1月1日になります。
![eom2](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2019/02/eom2.jpg)
Today関数を噛ませることで、「今月」の月末を求めることができます。
Date関数で月末の日付を求める
![eom3](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2019/02/eom3.jpg)
お望みであれば、Date関数を使って月末の日付を求めることも可能です。
Date関数では=Date(年,月,日)のように入力することで、該当する日付(ないしはシリアル値)を求めることができますが、
Date関数では=Date(年,月,日)のように入力することで、該当する日付(ないしはシリアル値)を求めることができますが、
![eom4](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2019/02/eom4.jpg)
そこから引き算をしてやる、たとえば=Date(2020,1,1)-1としてやることで、2021年1/1の前日=2020年12月末日が求められます。
もしVBA関数内で同様に月末の日付を求めたい場合は、DateSerial関数を使います。
![](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2021/03/sunset-5990540_1280-160x90.jpg)
Excel(エクセル):日付、時間、曜日、シリアル値
Excelの時間関連操作、設定、関数などまとめです。
セルの表示設定、関数
基本
日付をセルに入力したい場合、m/dあるいはm-dの形式で入力すれば、
自動で入力した年のその日付になります。年号も指定したい場合は、y...
![](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2018/12/mathematics-1509559_1280-160x90.jpg)
関数・演算子・メソッド・プロパティ名から探すExcel/VBA(マクロ)使い方・組み合わせ方まとめ
こちらはExcelやメソッドの諸機能を、機能の名称から探せるまとめ記事です。
コメント