Excelで値として負の数を入力することは、Sum関数などと組み合わせることで有用なテクニックとなります。しかし元々正の数で入力している場合、これを負の数に一度変換しないといけません。
負の数に変換
![minus1](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/03/minus1.jpg)
たとえば「在庫」「出荷」「計」だけのシンプルな表であれば、=B2-C2などで完結に記述できます。
![minus2](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/03/minus2.jpg)
しかし計算項目が増えていくと、プラスとマイナスが入り混じるやや複雑な式になっていきます。
![minus3](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/03/minus3.jpg)
そこで、マイナスを使う値は最初から負の数として入力しておき……。
![minus4](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/03/minus4.jpg)
これをまとめてSum関数で計算する、といった方法だとすっきりした記述でまとめられます。
一例ですが、こういった場合に正の数を負の数に変換する必要が出てきます。
一例ですが、こういった場合に正の数を負の数に変換する必要が出てきます。
![minus5](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/03/minus5.jpg)
やりかたとしては、負の数に変換したいセル番号にマイナスをつけ、-D2のようにして仮の列に入力します。
![minus6](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/03/minus6.jpg)
Enterを押すと、参照元の値が負の数に変換されて表示されます。
![minus7](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/03/minus7.jpg)
オートフィルでコピーし、必要なセルを全てマイナスに変換します。
![minus8](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/03/minus8.jpg)
仮の列の負の数をコピーし、参照元のセルにペーストします。数字おかしくなっていますが問題ありません。
![minus9](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/03/minus9.jpg)
右下のオートフィルオプションをクリックし、「値のみ」をクリックします。
![minus10](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/03/minus10.jpg)
関数ではなく値としてペーストが再計算され、結果として値が全て負の数に変換された状態になります。
![minus11](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/03/minus11.jpg)
仮の列を削除し、Sum関数を下までオートフィルでコピーすると、計算が正しく行われていることが確認できました。
Excelで値を負の数に変換する方法については以上です。
![](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2018/10/gui-2311261_1280.png)
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