VBAでセルを結合するにはMergeメソッド、結合を解除するにはUnMergeメソッドを用います。
マクロでないやりかたを知りたい方は、結合の記事を参照してください。
Mergeメソッドの使い方
セルを結合する
対象.merge
対象.merge
セルの結合を解除する
対象.unmerge
![merge1](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2019/12/merge1.jpg)
この表の班をセル結合してみたいと思います。
![merge2](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2019/12/merge2.jpg)
マクロを開き、Range(“A1:A2”).Merge(A1~A2のセルを結合する)と記述します。ついでにB班とC班の分も記述します。
![merge3](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2019/12/merge3.jpg)
実行すると、各班のセルが結合されたことが確認できました。
結合したセルへの入力について
![merge4](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2019/12/merge4.jpg)
結合したセルに対し、valueメソッドで文字を入力してみます。ここではA1に対して「testA」を代入しています。
![merge5](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2019/12/merge5.jpg)
実行すると、無事に内容が更新されました。
![merge6](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2019/12/merge6.jpg)
では次に、A2に対して「testB」を代入してみます。
![merge5](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2019/12/merge5.jpg)
これは反映されません。このように、結合したセルに値を代入する場合は、左上のセルに対して実行する必要があります。
![merge7](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2019/12/merge7.jpg)
今度はA1~A2に対して実行してみます。
![merge8](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2019/12/merge8.jpg)
値は変更されましたが、やはりA2(左上以外)に対しては無効です。
![merge9](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2019/12/merge9.jpg)
この状態でUnMergeメソッドを使い、A1~A2の結合を解除してみます。
![merge10](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2019/12/merge10.jpg)
結果、隠しなどなく、単純にA2へのマクロによる代入は無視されていることが確認できました。
マクロによるセルの結合については以上です。
![](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2018/10/gui-2311261_1280.png)
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