日付を管理番号などに使う場合、形式として8桁の数字(20211116など)にすることがよくあります。
では、この番号を日付から求めるには、どのようにすればいいでしょうか?
成果物
こういった日付から、
8桁の数字を生成します。
方法①書式を変換
日付は書式を変更すれば見え方を変えることができます。セルまたはセル範囲の上で右クリックし、セルの書式設定を開きます。
表示形式タブのユーザー定義をクリックすると、日付の書式が種類に表示されているので、
これをyyyymmddに書き換えてOKを押します。
すると、このように日付が8桁の数字で表示されるようになります。
元の数値は変わっておらず、見え方以外の書式は日付のままです。
元の数値は変わっておらず、見え方以外の書式は日付のままです。
方法①の欠点
日付の性質として、文字や数字とくっつけると謎の数値(シリアル値)になります。
型番と日付をくっつけて表示したい場合などには適しません。
型番と日付をくっつけて表示したい場合などには適しません。
方法②Text関数
書式をyyyymmddにした上で、日付を文字列に変換して表示してくれます。
オートフィルで簡単に複製できます。
文字列なので、他の文字などと接続しても問題なく表示されます。
文字列とはいえ計算(1加算して翌日にするなど)も効きます。
文字列とはいえ計算(1加算して翌日にするなど)も効きます。
方法②の欠点
大した問題ではないですが、コピペするとズレます。絶対参照にするとオートフィルに弊害が出ます。
他の場所でも使いまわす場合は、値で貼り付けするか、式を参照するなどの対処をとる必要があります。
あとは条件付き書式の日付指定ができなくなるとか、検索(1101など)もオプションかけない限りひっかからないとか、こまごまとしたことがいくつかあります。
文字列を数字に変換
Text関数で作った文字列をただの数字にしたい場合は、作った関数をさらに値でコピーしてやればOKです。
不要な式は削除してしまってもかまいません。
ペーストしたセルを見ると、ただの値になっていることが確認できます。
ペーストしたセルを見ると、ただの値になっていることが確認できます。
もしエラー表示が気になるようなら、列/範囲をすべて選択してエラーマーク→数値に変換するをクリックします。
ただの数字が生成できました。
自動化しやすい作業なので、可能ならマクロの記録をしてしまうのも手かと思います。
Excel(エクセル):日付、時間、曜日、シリアル値
Excelの時間関連操作、設定、関数などまとめです。
セルの表示設定、関数
基本
日付をセルに入力したい場合、m/dあるいはm-dの形式で入力すれば、
自動で入力した年のその日付になります。年号も指定したい場合は、y...
やりたいことから方法を探すエクセル(Excel)操作・関数・VBA(マクロ)逆引きまとめ
逆引き(やりたいことから探す)Excel記事まとめ
コメント