Excel（エクセル）で条件分岐する方法/If関数、比較演算子の種類と使い方

excelで条件分岐する方法は他にもありますが、確実に最重要なのがIf文です。Excelを使うのであれば、何も見ないでも書けるようにしておくことをお勧めします。

If関数の使い方

If文を使った処理の例として、くじが当たった数字の左にだけ「当たり！」を表示してみます。

If文では、Ifの後の()の中にまず判定条件を書き、その後に条件が満たされている（True）場合の処理、さらにその後に条件が満たされない（False）場合の処理を書きます。
今回は=if(A1=$C$2,“当たり！”,“”)
（もしA1とC2が一致する場合は「当たり！」を表示、そうでなければ空白を表示）と入力します。
※$を付けるとコピーしても参照元がズレなくなる。

A1の右下端をつまんで、A16までドラッグします。

A4がくじの当選番号と一致しているので、B4に「当たり！」が表示されました。

当選番号が変化すると、当たりが表示される位置も変化します。

数式タブから遷移する場合

空白セルを選択した状態で、数式タブ→論理→IFをクリックします。

論理式、真の場合、偽の場合を入力します。論理式が条件、真が条件を満たした場合、偽が満たさなかった場合です。

入力した条件の式が入力されますので、適宜コピペなどして使用します。

比較演算子の種類

＝のように値どうしを比較する演算子を比較演算子と呼びます。If分で使える比較演算子は次のむっつです。

A=BはAとBが等しければTrue、そうでなければFalseとなります。

A<BはAがB未満であればTrue、そうでなければFalseとなります。

A<=BはAがB以下であればTrue、そうでなければFalseとなります。

A>BはAがBより大きければTrue、そうでなければFalseとなります。

A>=BはAがB以上であればTrue、そうでなければFalseとなります。

A<>BはAとBが等しくなければTrue、そうでなければFalseとなります。

複数条件

AまたはB(A or B)を満たした場合にTrueとする（Or）

「条件をどちらかだけ達成していれば良い」という場合には、If(or)文というものを使います。

=if(or(A2=1,B2=1),”ON”,”OFF”)
（A2=1またはB2=1であればONを返し、どちらも満たさなければOFFを返す）と記入します。
B2は0ですがA2は1なので条件を満たし、ONが表示されています。

A2は0ですがB2は1なので条件を満たし、ONが表示されています。

両方の条件を満たしている場合も、ONが表示されます。

どちらの条件も満たさない場合、OFFが表示されます。

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