Excel(エクセル)で一番下の行の内容を取得する方法/CountA、Indirect関数の組み合わせ方

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何か他の目的と組み合わせて使うような手順ですが、「入力内容の一番下の行を取得する」方法のご紹介です。

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最後の行を取得する

データの個数を数える
CountA(範囲)
lastcolumn1
こんな表があるとして……。
lastcolumn2
一番最後(下)の行の内容を取得してみたいと思います。
lastcolumn3
まずは、行にデータがいくつかあるかを取得します。=counta(B:B)(B列全て入力されたデータの数を数えると入力します。
lastcolumn4
B列には12個のデータが存在することがわかりました。
今回は行すべてで行ってますが、内容に応じて=counta(B2:B1000)のように開始位置・範囲は調節してください。
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さて、あとは取得した数字にアルファベットをつけて、=B12とすれば表示されそうなものです。
そこで=”=B” & counta(B:B)(あるいは=”B” & counta(B:B))のように入れてみましたが……。
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これだとなんかうまくいきません。
lastcolumn7
そこで、Indirect関数というのを使ってみます。=indirect(“B” & counta(B:B))と入れてみると……。
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なぜかうまくいきました。
lastcolumn9
試しにデータを追加してみましたが、ちゃんと動作するようです。

Indirect関数とは

指定した文字列を参照する
Indirect(文字列)
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Excelの仕様として、直接=B12とセルに入力するのと、&関数でくっつけた結果=B12となったものでは挙動が異なります。
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こんな感じで、参照式ではなくただの文字列として扱われます。
この文字列を「参照して良い」と許可を与えるのがIndirect関数です。
lastcolumn12
Indirect関数で参照する対象には「=」はいらないので、消します。
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「B」と「12」を別々のセルから参照し、これをIndirect関数で参照して、=indirect(G5 & H5)という式を作ります。
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するとちゃんと
参照式として機能します。Indirect関数はこういう感じです。
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