Excel VBA(マクロ)で図形に貼った画像のコントラストを調節する方法/PictureFormat.Contrastプロパティの使い方

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PictureFormat.Contrastの値を変更することで、図形内の画像のコントラストを調節することができます。
値は0~1の間で指定します。

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PictureFormatオブジェクト

PictureFormatオブジェクトの取得
Shapeオブジェクト.PictureFormat
vba pictureformat2
Shapeオブジェクトの後にPictureFormatプロパティを付けることで、PictureFormatオブジェクトを取得できます。
ContrastはPictureFormatオブジェクトのプロパティなので、使用するには先にPictureFormatオブジェクトを取得する必要があります。

Contrastプロパティ

図形に貼った画像のコントラストを調節する
PictureFormatオブジェクト.Contrast = 値
※値(単精度浮動小数型)は0.0~1.0で指定
vba contrast2
PictureFormat.Contrastは、図の書式設定のコントラストに当たります。
値が0.1増える=コントラストが20%増える、という計算です。
vba contrast1
元の画像はこちら。デフォルトの値は0.5となります。
' vba
'値は0.0~1.0
ActiveSheet.Shapes(1).PictureFormat.Contrast = 0.5
値を変更すると、図のコントラストが調節されます。
vba contrast3
以下値が0の場合、
vba contrast4
0.2の場合、
vba contrast5
0.4の場合、
vba contrast6
0.6の場合、
vba contrast7
0.8の場合、
vba contrast8
1の場合、となります。

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