Excelで通常A1のように表示されるセルには、それぞれ列で言ったら左から何番目(列番号)、行で言ったら上から何番目(行番号)が割り振られています。データとして存在する以上、それを取得する関数が存在するのが人情です。
VBAのほうのColumn・Rowはこちら。
Column・Row関数の使い方
列番号を取得する
Column()
Column()
![column1](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/06/column1.jpg)
まずは何も考えず、A1セルに=Column()と入力してみます。
![column2](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/06/column2.jpg)
「1」と表示されました。これが、A1セルの列番号にあたります。
![column3](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/06/column3.jpg)
引数を指定せずにColumn関数を用いた場合、現在のセルの列番号が返されます。
それぞれA列から見て右にいくつめの列かを意味します。
それぞれA列から見て右にいくつめの列かを意味します。
![column4](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/06/column4.jpg)
同様にRow関数を使い、=Row()とすることで現在の行番号を取得することができます。
![column5](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/06/column5.jpg)
なのでたとえば、=Column()&”列目”&Row()&”行目”と書いたセルを広範囲に広げれば、
![column6](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/06/column6.jpg)
それぞれのセルの位置情報を取得することができます。
![column7](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/06/column7.jpg)
よくある使い方としては、たとえばE列以降1から連番を振るような関数を組んだ時、=Column()-4を挟むことで、
![column8](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/06/column8.jpg)
右にコピーしていった時に1スタートの連番を取得することが可能です。
Columns関数
範囲の列数を取得する
Columns(範囲)
Columns(範囲)
![columns1](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/06/columns1.png)
Columns関数を使うと、指定した範囲の列数を求めることができます。
たとえば=Columns(A1:C1)としてやれば、
たとえば=Columns(A1:C1)としてやれば、
![columns2](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/06/columns2.png)
A~C列の列数を求めるので、結果は3となります。
![](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2021/03/tiles-1846980_1280-160x90.jpg)
Excel(エクセル):行、列
Excelの行、列関係操作、関数、VBAです。他のまとめとかぶる部分が多い場合はリンク貼ります。
行・列の選択
行・列の選択方法です。
テーブル内の行・列一括選択方法です。
VBA(マクロ)で列・...
![](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2018/12/mathematics-1509559_1280-160x90.jpg)
関数・演算子・メソッド・プロパティ名から探すExcel/VBA(マクロ)使い方・組み合わせ方まとめ
こちらはExcelやメソッドの諸機能を、機能の名称から探せるまとめ記事です。
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