Power Automate Desktopでリスト、変数をソートする方法/「一覧の並べ替え」の使い方

IT

一覧の並べ替え」アクションでは、単純に変数を昇順で並べ替える他、ファイルなどを名称、サイズなどを基準に並べ替えるといった高度なソートも行うことができます。

スポンサーリンク

一覧の並べ替え

PowerAutomateDesktop 一覧の並べ替え1
一覧の並べ替え」は、アクションペインの変数から追加できます。
PowerAutomateDesktop 一覧の並べ替え2
追加するとダイアログが表示されます。

並べ替えるリスト

PowerAutomateDesktop 一覧の並べ替え4
ソートを実行するリストを{x}→変数名で指定します。
直接リスト名を入力することもできます。

実行例:数値のリストを昇順に並べ替え

PowerAutomateDesktop 一覧の並べ替え3
元の状態として、適当な順番に項目が並んだリストがあるものとし、
PowerAutomateDesktop 一覧の並べ替え5
これに対し、並べ替えるリストだけを指定した一覧の並べ替えを追加します。
PowerAutomateDesktop 一覧の並べ替え6
実行結果です。リスト内の項目が昇順に並べ替えられていることがわかります。
降順にしたい場合は、一度昇順で並べ替えてからリストを逆にすることで達成できます。

リスト項目のプロパティで並べ替え

PowerAutomateDesktop 一覧の並べ替え7
リスト項目のプロパティで並べ替えは、対象がオブジェクト(ファイル、フォルダ)の場合のみ有効です。数値などのリストで使用するとエラーになります。
PowerAutomateDesktop 一覧の並べ替え8
適当なファイル群をフォルダの中に作り、
PowerAutomateDesktop 一覧の並べ替え9
アクションペインのフォルダーにある、フォルダー内のファイルを取得でフォルダ内のファイルをリスト化します。
PowerAutomateDesktop 一覧の並べ替え10
そのまま実行するとこんな具合になります。

並べ替えの基準にする最初のプロパティ

PowerAutomateDesktop 一覧の並べ替え11
並べ替えの基準にする最初のプロパティには、ファイルの持つ各属性を直接指定して並べ替えの基準にすることができます。
FullNameと入力した場合、ファイルのフルパスが基準となります。
大文字小文字は識別されるので、fullnameだとエラーになります。

並べ替え

PowerAutomateDesktop 一覧の並べ替え12
昇順・降順を指定できます。
PowerAutomateDesktop 一覧の並べ替え13
この状態で実行すると、フルパス基準でリスト内のファイルが降順に並べ替えられます。

使用可能なプロパティ

ファイルの場合、以下のプロパティが使用できます(参照:公式ページ)。

プロパティ 内容
FullName ファイルのフルパス
RootPath ファイルのルートパス 例:C:\
Directory ファイルの置かれたディレクトリ
Name 拡張子を含むファイル名
NameWithoutExtension 拡張子を除くファイル名
Extension 拡張子
Size サイズ
CreationTime 作成日
LastAccessed 最終アクセス日
LastModified 最終更新日
IsHidden ファイルが非表示の場合はTrue、
表示の場合はFalse
IsSystem システムファイルの場合はTrue、
そうでなければFalse
IsReadOnly 読み取り専用の場合はTrue、
そうでなければFalse
IsArchive アーカイブファイルの場合はTrue、
そうでなければFalse
Exists ファイルが存在する場合はTrue、
そうでなければFalse
IsEmpty ファイルの中身が空の場合はTrue、
そうでなければFalse

フォルダの場合は、以下のプロパティが使用できます。

プロパティ 内容
FullName フォルダのフルパス
RootPath フォルダのルートパス 例:C:\
Parent フォルダの親ディレクトリ
Name フォルダ名
CreationTime 作成日
LastModified 最終更新日
IsHidden フォルダが非表示の場合はTrue、
表示の場合はFalse
Exists フォルダが存在する場合はTrue、
そうでなければFalse
IsEmpty フォルダの中身が空の場合はTrue、
そうでなければFalse
FilesCount フォルダ内のファイル数
FoldersCount フォルダ内のフォルダ数

並べ替えの基準にする2番目/3番目のプロパティ

PowerAutomateDesktop 一覧の並べ替え14
2番目、3番目に実行される追加の優先キーを設定できます。

実行例:サイズで並べ替えた後同じサイズのファイルを整理

PowerAutomateDesktop 一覧の並べ替え15
たとえばこんな感じに、名前とサイズが一部かぶってるファイル群があるとして、
PowerAutomateDesktop 一覧の並べ替え16
最初の基準をSize(ファイルサイズ)の昇順、2番目の基準をName(拡張子を含まないファイル名)の昇順にしたとします。
PowerAutomateDesktop 一覧の並べ替え17
実行結果です。まずファイルサイズで昇順に並べられた後、同じサイズのファイルは名前を昇順で整理しています。
具体的に言うと、1.bmpと2.txtは同じ0KBのファイルなのでサイズは同順、その後名前の数字が若い1.bmpを先に置く、というソートです。
PowerAutomateDesktop 一覧の並べ替え18
従ってName降順にすると、
PowerAutomateDesktop 一覧の並べ替え19
このふたつのファイルの順序が逆になります。
Microsoft Power Automate Desktop(PAD)使い方まとめ
Power Automate Desktopの使い方を機能・分類別に参照できるまとめです。

コメント