Unity C#でずっと同じ処理を行うイベント/Update、FixedUpdate、LateUpdateメソッドの使い方

clock IT

Update、Fixed Update、LateUpdateはどれも「永遠に同じ処理を繰り返す」イベントです。
ここでは各イベントの差について簡単に解説します。

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Update系メソッドの違い

Update

update1
Updateメソッドでは、処理は1フレームごとに1回、実行可能な状態にある限り永久に実行されます。
従って、使用環境によって速度に差がでます。
this.transform.Translate(0.01f, 0, 0);という命令で、オブジェクト自身を右に少しずつ動かしてみます。
up1
実行結果です。

FixedUpdate

update2
FixedUpdateの場合、1秒につき50回処理が実行されます。
従って、基本的に環境を問わず同じ速度が得られます。
up3
同じ命令でも、検証環境ではUpdateより大分ゆっくり呼び出されていることが確認できます。

LateUpdate

update3
Late UpdateはUpdateと同じく1フレームに1回呼び出されますが、他のUpdate系イベントが終了した後に呼び出されるという性質を持ちます。
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