「添付」というのでなんのことかと思ったら、既に開いているExcelをインスタンス化することができるのが「実行中のExcelに添付」アクションです。ファイル名は直接指定する必要があるので、自動化という意味では何か他のサービスと同期して使うような使い方が想定されます。
実行中のExcelに添付
![PowerAutomateDesktop Excel 添付3](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2022/02/cd2334f3935727ac152baf541b9c7235.png)
実行中のExcelに添付は、アクションペインのExcelから追加できます。
![PowerAutomateDesktop Excel 添付4](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2022/02/453211c01f44f0a6a03bdadb51a69bbb.png)
追加するとダイアログが表示されます。
ドキュメント名
![PowerAutomateDesktop Excel 添付5](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2022/02/9071f5cbc73aa2cf4492c64c96124539.png)
インスタンス化するファイルを指定します。
下括弧から現在開いているファイルを直接指定でき、
下括弧から現在開いているファイルを直接指定でき、
![PowerAutomateDesktop Excel 添付7](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2022/02/c2d917b8ebfbb049c1824f47811e7e05.png)
ファイルの選択からExcelファイルを探して直接指定することもできます。直接パスを打ってもいいです。
![PowerAutomateDesktop Excel 添付6](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2022/02/8e881a7419074ea29386a4bd9ed0bd4f.png)
{x}から変数も指定できますが、
![PowerAutomateDesktop Excel 添付8](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2022/02/632e0256fd332716f9ed607db07793c8.png)
インスタンスは受け付けません。ファイル名だけ変数で指定、などは可能です。
実行例
![PowerAutomateDesktop Excel 添付9](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2022/02/021e3db5be5aad25d90c5283ca92f28c.png)
指定したファイルはインスタンス化され、変数名がつきます。
ファイルが開いた状態で実行中のExcelに添付を実行し、インスタンスに対して何か操作してみると、
ファイルが開いた状態で実行中のExcelに添付を実行し、インスタンスに対して何か操作してみると、
![PowerAutomateDesktop Excel 添付10](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2022/02/894f51954641e8c74e621d972a090752.png)
指定したファイルに操作が適用されることがわかります。
生成された変数
![pad Excel 添付1](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2022/02/bf9c2bd59376a38ab4d497207dcf4c79-500x99.png)
生成された変数から、作成される変数名とその説明を参照できます。
変数名をクリックすることで名前を変更可能、{x}を押して他の変数を割り当てることで上書きができます。
変数名をクリックすることで名前を変更可能、{x}を押して他の変数を割り当てることで上書きができます。
![pad Excel 添付2](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2022/02/03d42450452be963009e7492fdae1832-500x98.png)
スイッチをオフにすると、変数が生成されなくなります。
エラー発生時
![PowerAutomateDesktop 添付 エラー発生時1](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2022/02/54edc376a2878a9cc46214090d76f093-500x335.png)
左下のエラー発生時を押すと、
![PowerAutomateDesktop 添付 エラー発生時2](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2022/02/b1f2a7fa51c277a9bb00b89437567c67-500x340.png)
エラーが起きた時の処理を設定することができます。
詳細では指定したExcelが見付からない、添付できない(インスタンス化できない)場合の処理を個別に指定できます。
詳細では指定したExcelが見付からない、添付できない(インスタンス化できない)場合の処理を個別に指定できます。
関連記事
Excelファイルを起動しつつインスタンス化する方法です。
![](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2021/11/machine-learning-g0b59793cc_1280-160x90.png)
Microsoft Power Automate Desktop(PAD)アクション、使い方一覧
Power Automate Desktopの使い方を機能・分類別に参照できるまとめです。
コメント