用途によっては、Excelでなんらかの経過時間を記録したい場面もあるかと思います。しかし書式にはデフォルトで経過時間を記録できるフォーマットがないため、少し手を加えて自分で用意する必要があります。
経過時間を表示する方法
![keika1](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/06/keika1.png)
次のような表で、稼働時間を記録したいと思います。時間は終了時間-開始時間で算出します。
例だと6時間経過していますが、これは書式「標準」だとシリアル値として表示されます。
例だと6時間経過していますが、これは書式「標準」だとシリアル値として表示されます。
![keika2](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/06/keika2.png)
稼働時間を選択して右クリック→セルの書式設定をクリックし、
![keika3](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/06/keika3-650x480.png)
たとえば時刻タブの時間:分というスタイルを選べば、
![keika4](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/06/keika4.png)
一応時間の形式で表示することはできます。しかしこれは「○時」であって、「○時間」ではありません。
![keika5](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/06/keika5.png)
つまり30時間経過していても「6時」となり、
![keika6](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/06/keika6.png)
しかも=B2-B1&”時間”のようにして表示を○時間にしようとしても、
![keika7](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/06/keika7.png)
文字列が入った時点でまたシリアル値表記に戻ってしまいます。
![keika8](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/06/keika8-650x529.png)
従って、セルの書式設定ではユーザー定義タブを選びます。[h]というのが経過時間を意味するので、例えば[h]:mm:ssを選択すると、ちゃんと30時間で表示されていることが確認できます。
![keika9](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/06/keika9-650x484.png)
「種類」の枠内でこれを書き変え、[h]時間と入力してOKを押します。
![keika10](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/06/keika10.png)
これで経過時間+「時間」という表記が可能になります。
![](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2021/03/sunset-5990540_1280-160x90.jpg)
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Excel(エクセル):セルの書式設定
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