「ループを抜ける」アクションは、先に置かれたループの中でのみ実行可能で、ループを強制的に終了させることができます。
ループを抜ける
![PowerAutomateDesktop ループを抜ける1](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2022/04/3882754a9e80a5235130287388aa95df.png)
ループを抜けるは、アクションペインのループから追加できます。
![PowerAutomateDesktop ループを抜ける2](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2022/04/ac7db4aec7c5e1578ca11fde4dd8397f.png)
このアクションでできることは「実行中のループを抜ける」ことだけなので、ダイアログは表示されません(設定すべき項目がない)。
![PowerAutomateDesktop ループを抜ける3](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2022/04/7ab1913967d62fa521cd50c66890759c.png)
ただし、ループ内以外に置くとエラーになります。
実行例
![PowerAutomateDesktop ループを抜ける4](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2022/04/967e5b415f9209239f8ce339c8b163d4.png)
図のようなループ処理を持つフローがあるとします。
![ループを抜ける](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2022/04/2c704472f7fcc483673f550104f41ac5.gif)
処理を実行するとループ処理が回り、リスト内の変数をひとつずつメッセージボックスで表示するというものです。
![PowerAutomateDesktop ループを抜ける5](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2022/04/b372bbce7c62989f798cfa89ba07bf77.png)
このフローにIfを埋め込み、
![PowerAutomateDesktop ループを抜ける6](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2022/04/4a40989ed3613e2ad5c0cd06af0b185d.png)
リストの数値が3の場合はループを抜けるを実行してみます。
![ループを抜ける](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2022/04/2c704472f7fcc483673f550104f41ac5-1.gif)
ループを抜けるが実行されると残りのループ処理がスキップされることが確認できます。
![](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2021/11/machine-learning-g0b59793cc_1280-160x90.png)
Microsoft Power Automate Desktop(PAD)アクション、使い方一覧
Power Automate Desktopの使い方を機能・分類別に参照できるまとめです。
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