相当特殊な状況でしか使わない関数ですが、本来Max関数では含まない文字列や論理値も範囲に含み、最大値を表示する関数が存在します。
Maxa関数の使い方
論理値・文字列を含んだ範囲内の最大値を表示
Maxa(範囲)
Maxa(範囲)
![maxa](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/03/maxa.jpg)
Maxa関数の前に、Max関数のおさらいをしておきましょう。
![maxa2](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/03/maxa2.jpg)
A1~A3の最大値を表示したい場合、=Max(A1:A3)のように記述することで……。
![maxa3](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/03/maxa3.jpg)
範囲内でもっとも大きい数字を算出することができます。
![maxa4](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/03/maxa4.jpg)
Max関数では文字列などは無視されます。
![maxa5](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/03/maxa5-650x115.jpg)
ここでMax関数にaをつけて、=Maxa(A1:A3)としてみましょう。
![maxa6](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/03/maxa6.jpg)
すると結果が「0」に変わりました。Maxa関数では内容にかかわらず、半角数字ではない文字列は「0」として扱われます。
![maxa7](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/03/maxa7.jpg)
論理値というのは「True」「False」=真、偽のことです。True(真)は1として返されます。
![maxa8](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/03/maxa8.jpg)
同様にFalse(偽)は0として返されます。
Mina関数の使い方
論理値・文字列を含んだ範囲内の最小値を表示
Mina(範囲)
Mina(範囲)
![mina1](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/03/mina1.png)
最大値と最小値が入れ替わるだけで、考え方はMaxa関数と同じです。
文字列は0として扱われるので、この例では0が最小値ですし、
文字列は0として扱われるので、この例では0が最小値ですし、
![mina2](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2020/03/mina2.png)
文字列がなくなれば、論理値True(1)が最小値となります。
![](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2018/10/gui-2311261_1280.png)
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