Datedif関数は、日付と日付の間の日数をさまざまな単位で求める専用の関数です。
2007以降のExcelで使用可能です。
Datedif関数の使い方
開始日と終了日の間の期間を求める
Datedif(開始日,終了日,単位)
※単位は”D”、”M”、”Y”、”YD”、”YM”、”MD”のいずれか
※終了日は開始日より未来である必要がある
Datedif(開始日,終了日,単位)
※単位は”D”、”M”、”Y”、”YD”、”YM”、”MD”のいずれか
※終了日は開始日より未来である必要がある

この表の開始日と終了日の「間の日数」を求めます。

ひとつの方法としては、終了日-開始日(この場合=B2-A2)で引き算してしまう、というものがあります。シンプルなのでよく使われる方法です。

結果も正しいものが返ります。

これをDatedif関数で書くと、=Datedif(A2,B2,“D”)となります。A2が開始日、B2が終了日、”D”が「間に何日あるか」を意味する単位、つまりDayです。

正しい結果が返ることを確認します。

下まで伸ばすと、それぞれこのような結果となります。
Datedif関数の強みは、この「単位」を色々と変更できる点にあります。
Datedif関数の強みは、この「単位」を色々と変更できる点にあります。

単位を“M”にすると、開始日と終了日の間が何カ月あるかが切り捨てで表示されます。

“Y”の場合、開始日と終了日の間が何年あるかが切り捨てで求められます。

“YD”の場合、年単位は切り捨てられ、日付のみで考えた時に間に何日あるかが求められます。
1日でも366日でも結果は1となります。
1日でも366日でも結果は1となります。

“YM”の場合、年単位は切り捨てられ、月単位のみで考えた時に間に何カ月あるかが求められます。
1か月でも13カ月でも結果は1となります。
1か月でも13カ月でも結果は1となります。

最後に“MD”ですが、年、月は切り捨てされ、日だけで考えた時に間に何日あるかが求められます。

開始日の日が終了日の日より数値が高い場合、翌月の終了日まで何日かが表示されます。
具体的な使用例

予定日までのカウントダウン日数を別々に表示する場合は、年に「Y」月に「YM」日に「MD」を指定するとちゃんと動きます。

年齢をn歳nか月表示する場合は、単位を「Y」と「YM」にしてくっつけます。

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