ComfyUIでimage to imageする、画像参照する方法/Load Image、VAE Encodeの使い方

ComfyUI IT

たぶん一番簡単なimage to imageの構築方法で、ここでは生成物がどうこうというよりノードの流れをなんとなく理解するほうが重要です。
画像は一度encodeして潜在空間に入れないとComfyは参照できません。また、Comfyが作った画像はdecodeしないとイメージローダが読める(人間が理解できる)画像になりません。

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画像の読み込みとlatent image化

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今回は画像を読み込んでそこから画像生成したいので、Load Imageノードを追加します。
Add Node→Image→Load Imageとクリックします。
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ノードが追加されました。
choose file to uploadから、参照する画像を変更できます。
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ノードは端っこからドラッグで他のノードにつなげますが、同じ色の端子にしか接続できません。
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直接画像をKSamplerに送ることはできないので、一度エンコードして、画像を潜在空間に落とし込むためのノードを用意します。
Add Node→latent→VAE Encodeとクリックします。
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Load Imageの端子と、VAE Encodeの端子が同じ色なことが確認できます。
VAE Encodeに画像を送ることで、画像がlatent imageになります。
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なお、画像を潜在空間から通常の画像(Pixel Space)に戻すためのデコーダは最初から用意されています。
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ノード同士をドラッグでつなぎ、
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同様に、VAE EncodeからKSamplerのlatent_imageへ接続します。
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KSamplerのlatent_imageはひとつしか受け付けないので、Empty Latent Imageはこの時点で用無しとなります。削除しても構いませんし、残しておいても動作します。

image to iamge

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元の画像とはあまり関係のないプロンプトを入れてみました。
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VAE EncodeがワークするにはモデルからVAEを参照する必要があります。
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modelsのVAEは複数のノードに接続できるので、引っ張ってVAE Encodeに接続してやれば完成。
ComfyUI_00839_
実行結果がこちら。元の画像を参照しつつ、新しいプロンプトに沿って画像が作られていることがわかります。
ComfyUI_00838_
girlとかで出すと、もっとわかりやすく元画像に寄せたものになります。
紹介したアプリ、Webサービス、AI一覧
紹介したサービス等のまとめです。有料のサービスでも無料で試せることがほとんどなので、気になったものがあったらどうぞ。

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