Power Automate Desktopでウェブページの要素にマウスをホバーする、プルダウンを操作する方法

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「Webページの要素にマウスをホバーします」アクションで、ブラウザ上のUI要素にホバー時の挙動をさせる方法です。マウスカーソルが実際に移動するわけではないので注意。
Web上で要素にマウスをホバーさせた時の状態を作り、その次のアクションに繋げることができます。ホバーしても何も起きない要素に対して実行するとエラーになります。

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ウェブページの要素にマウスをホバーします

ウェブページの要素にマウスをホバーします1
ウェブページの要素にマウスをホバーしますは、アクションペインのブラウザー自動化から追加できます。
ウェブページの要素にマウスをホバーします2
追加するとダイアログが表示されます。

Webブラウザーインスタンス

ウェブページの要素にマウスをホバーします3
ブラウザをインスタンス化し、指定します。
インスタンス化というと難しそうですが、タブのURLを指定すると勝手に名前(変数)がつくので、その変数を対象に指定すればOKです。

UI要素

ウェブページの要素にマウスをホバーします4
ホバーしたい要素をUI要素で取得し、指定します。

実行例

ウェブページの要素にマウスをホバーします5
マウスをホバーさせるとプルダウンが表示される要素なので、今回はこれを対象にします。
ウェブページの要素にマウスをホバーします6
マウスをホバーさせただけだと実質何も起きないんですが、ホバーさせた時だけ表示される要素をあらかじめ取得しておき、
ウェブページの要素にマウスをホバーします7
別のアクションでクリックさせてみます。
ウェブページの要素にマウスをホバーします8
するとホバー時しか出せないボタンもクリックできました……と、このように使います。

エラー発生時

PowerAutomateDesktop UI ホバー2
左下のエラー発生時をクリックして、
PowerAutomateDesktop UI ホバー3
エラー発生時の処理を設定することができます。
詳細」はホバーできなかった場合のみ指定できます。
Microsoft Power Automate Desktop(PAD)アクション、使い方一覧
Power Automate Desktopの使い方を機能・分類別に参照できるまとめです。

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