Power Automate Desktopの「マウスクリックの送信」アクションの使い方

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マウスクリックの送信は、その名の通りマウスをクリックさせることができるアクションです(公式)。
移動もセットで行うことが可能です。

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マウスクリックの送信

pad mouse click1
マウスクリックの送信は、アクションペインのマウスとキーボード配下にあります。
pad mouse click2
ドラッグかダブルクリックでフローに追加すると、ダイアログが開きます。

送信するマウスイベント

pad mouse click3
送信するマウスイベントでは、クリックイベントの種類を選ぶことができます。
クリックだと押して離すアクションになり、押すだけ、離すだけのイベントも選択できます。ホイール(中クリック)はクリックのみ選択できます。

遅延

pad mouse click4
遅延では、クリックする前に指定時間(1/1000秒)処理を待機させることができます。
pad mouse click5
たとえばこのフォルダの名前部分にカーソルを合わせた状態から、
pad mouse click6
特に待機せず二回クリックする(=ダブルクリックと同じ挙動)と、
pad mouse click7
フォルダが開かれますが、
pad mouse click8
1回目と2回目のクリックの間に1秒置くと、
pad mouse click9
フォルダの名前の修正モードに入ります。
このように、タイミングをズラしたい時などに利用できます。

マウスの移動

pad mouse click10
マウスの移動は通常OFFになっていて、アクション実行時にカーソルがある部分をクリックするようになっていますが、
pad mouse click11
ONにすることで、マウスをクリックする前に指定位置にカーソルを移動させることが可能です。

エラー発生時

マウスクリック エラー1
左下のエラー発生時をクリックすると、
マウスクリック エラー2
何かしらエラーが起きた時の処理を記述できます。詳しくはエラー発生時の記事参照。
マウスクリック エラー3
詳細」では非インタラクティブモードでクリックできない場合、クリックが画面の境界外場合、クリックが送信できなかった場合に個別にエラー処理が作成できます。

インタラクティブ(対話)モードについては「マウスの移動」のほうでもちらっと書きましたが、「アクションごとに実行」とかでひっかかると該当するのかなと思います。後日調査予定です。

Microsoft Power Automate Desktop(PAD)アクション、使い方一覧
Power Automate Desktopの使い方を機能・分類別に参照できるまとめです。

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