JavaScriptで四則演算(足し算・引き算・掛け算・割り算)をする方法/算術演算子の使い方

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JavaScriptで加算や乗算をするにはどうすればいいかというと、算術演算子を使用します。

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Javascriptの算術演算子

といって、他の言語と特に変わりません。
+が加算(足し算)、-が減算(引き算)、*が乗算(掛け算)、/が除算(割り算)です。これらの演算子を算術演算子と呼びます。
実際に試してみましょう。まずは「var」を使って、変数を宣言します。

変数の宣言
var(変数名);

この変数に対して足し算をしてみたいと思います。例えば、変数に対して1を足すのであれば、(変数)=(変数)+1;という表記になります。数学の式にすると変ですが、プログラム上ではこれで「変数に対して変数+1を代入する」という意味の式になり、変数に1を足す結果となります。

下のボタンには、ボタンと表示の処理を無視すると次のようなJava scriptが実装されています。

//ボタンを押す前 var x;
x = 0;
//ボタンを押す x = x+1;

ボタンを押す前に、まず「var x」でxという変数を作っています(変数の名前はなんでもいいです)。それからxに0を代入し、ボタンを押すたびにxに+1する、というプログラムです。

xの数値が1ずつ上がるので、表示される数値も押すたびに1ずつ増えていきます。
もちろんx+yのように変数同士での計算も可能ですし、x*(y+1)のような計算も可能です(y+1が先に実行されてからxと掛け算されます)。
下に足し算、引き算、掛け算、割り算をそれぞれ用意してみました。扱う値はすべてxです。

その他の算術演算子

x = x+1;は、x += 1;(xにx+1を代入)と書くこともできます。-=(引き算をして代入)、*=(同掛け算)、/=(同割り算)も可能です。

また、x = ++x;と書いても、x = x+1;と同じ意味になります。x++;の場合、元の値のxを使用してから1足します(なので、1回押しただけだと数値が表示される数値は変わりません)。–x;(xを使ってから1減らす)、x–;(xを1減らしてから使用)も可能です。
++はインクリメント、–はデクリメントと読みます。++xはx+1で特に問題ないので、x++のほうだけ覚えておくと、たとえば0から始まってループ処理をこなしてから数を1足して……みたいな時に使いやすいのでおすすめです。
 

%は過剰計算になり、x%yでxをyで割って、その余りを求める計算になります。z=10%3であれば10-(3×3=9)で1余るので、zは1になります。
上記同様に、z %= 3;のような記述もできます(zを3で割って余りをzに代入)。
 

文字列と数字をくっつけた場合

数字を入れた変数xと文字を入れた変数nをくっつけてみます。するとどうなるか。

こうなりました(どういう式か想像してみてください)。文字列とつないだ場合、くっつけた時点で数字も全て文字列として扱われます。どうも式がうまくいかないという場合は、数字が文字列扱いになっていないかなどもご注意ください。

ざっくりですが、ご参考になれば幸いです。

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