実務上、割り算は少数まで含まず整数のみ使い、余りは別に回す場面などもよくあります。
そうした場合に使えるのが、Quotient関数とMod関数です。条件分岐でもたまに使います。
Quotient関数の使い方
割り算をし、整数部分を返す
=Quotient(割られる数、割る数)
=Quotient(割られる数、割る数)
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いくつかの数を5で割り、その整数部分だけを取り出してみましょう。
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商(割り算の答え)の整数部分だけを返すセルに、=QUOTIENT(A1,5)のように記述します。A1セルの数値を5で割る、といった意味合いです。今回「5」は普通に数字で書いてますが、たとえばA1セルをB1セルで割る、とかもできます。
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実行結果です。
Mod関数の使い方
割り算をした余りを返す
=Mod(割られる数、割る数)
=Mod(割られる数、割る数)
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今度は割りきれなかった余りを求めてみます。
余りを求めるセルに、=MOD(A1,5)のように記述します。A1を5で割った余りという意味になります。
余りを求めるセルに、=MOD(A1,5)のように記述します。A1を5で割った余りという意味になります。
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余りはこのようになりました。
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なお、もし少数も含めた普通の割り算をしたければ、割る数/割られる数と書けば商が得られます。
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