フォームコントロールのコンボボックスを使うと、特定の項目を選択すると指定のセルの内容に反映される、プルダウンの変形のような機能を実装することができます。
前準備
コンボボックスを使用するには、開発タブが表示されている必要があります。
リンク先で設定方法を解説しています。
リンク先で設定方法を解説しています。
コンボボックス(フォームコントロール)
コンボボックスの作成

開発タブの挿入→コンボボックス(フォームコントロール)をクリックします。

好きなサイズにドラッグします。

コンボボックスが作成されます。初期状態のコンボボックスは何のデータとも紐づけられていないので、クリックしても何も起きません。

例として、コンボボックスをクリックするとA1~A3のデータを選択できるようにし、クリックした値をB1に入力するようにしてみます。
データの紐づけ

コンボボックスを右クリックして、コントロールの初期設定をクリックします。

ダイアログが表示されるので、直接範囲を入力するか、入力範囲の右のボタンをクリックし、

選択対象の範囲をドラッグで選択して、再度右のボタンを押します。

リンクするセルも直接範囲を入力するか、または同様にボタンを押し、

選択対象を反映させたいセル(この場合B1)をクリックしてボタンを押します。

OKを押します。

適当なセルをクリックし、コンボボックスの編集モードを解除します。

再度コンボボックスをクリックすると、入力範囲で指定した範囲の内容がプルダウンで表示されます。

任意の値をクリックすると、クリックした値がリンクするセルで指定したセルに出力されます。
コンボボックスの編集

コンボボックスを右クリックするとコピーなどの操作を行えるプルダウンが表示され、

もう一回クリックするとただの編集モードになります。

枠線上でドラッグすることで移動、

〇の上でドラッグすることでサイズの変更ができます。

Altを押しながら移動やサイズ変更をすることで、セルにぴったり合わせることができます。このへんは図形とかと同様です。

編集モードでDeleteを押すと、コンボボックスが削除されます。

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