これはデートですか? という意味深な質問を投げかけるIsDate関数のご紹介です。真、偽を返すので条件分岐に使いやすく、フラグを容易に立てることができます。
IsDate関数の使い方
引数が日付かを判定
IsDate(引数)
IsDate(引数)
とりあえず漢数字で日付を書きました。このA1セルを日付判断ボックスとします。
VBAを開き、マクロを書いていきます。
まずIf文でIsDate(Range(“A1”).Value)を判定します。日付ならTrueが返り、そうでないならFalseが返るので、これ以上の記述は不要です。
まずIf文でIsDate(Range(“A1”).Value)を判定します。日付ならTrueが返り、そうでないならFalseが返るので、これ以上の記述は不要です。
日付であればそうである旨、
ちがうならちがう旨、メッセージボックスで表示します。
実行結果。一月二日と普通に書いたものは文字列とされ、日付認定されませんでした。
Excelが日付認定するデータは、たとえばこういう感じのものです。
自動で書式が日付になり、表記が変更されました。これは当然パスします。
書式を変更しシリアル値にすると、これは数値として扱われます。パスしません。
なお、存在しない日付でもそれっぽければパスします。「今月何日までだっけ?」的な使い方はできません。
逆に明らかに日付でないものを書式だけ日付にしても……。
これはパスしません。
' vba
If IsDate(Range("A1").Value) Then
MsgBox "日付です"
Else
MsgBox "日付ではないです"
End If
Next
IsDate関数の使い方については以上です。同様に数値を判定する場合はIsNumeric関数、空白かどうかはIsEmpty関数の記事をご参照ください。
文字列を判定したい、あるいはTrue/Falseではなくデータ型の名称を取得したい・条件に使いたい場合は、TypeName関数を使います。
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