Solendでは、サプライした通貨を担保にして他の通貨を借りる(Borrow)することが可能です。
Solendで通貨をBorrowするやりかた
担保の用意
通貨を借りるには、まず何かしら担保となる通貨をデポジット(Supply)する必要があります。
今回は10USDCを預け入れていますが、これに対しUser borrow limit(借入限度額)を見ると、7.5$分の仮想通貨を借りることができることがわかります。
この預け入れ資産に対する借入限度額の比率は、LTVで確認することができます。
同じプール内であれば、たとえばUSDCを預け入れてSLNDを借りる(別通貨を借りる)ことも可能です。
プールが変わると不可となります。
金利(Borrow APR)
通貨を借りると金利が発生します。金利はBorrow APRで確認することができます。
金利は年換算(APR)ですが、この金利は刻々と変化します。
金利は年換算(APR)ですが、この金利は刻々と変化します。
通貨を借りるには該当資産をクリックしてBorrowをクリックしますが、
よく見ると金利がちょっとちがうようです。
SLND Rewards
このオレンジのマークはSolendの基軸通貨SLNDを意味していて、マークがついた通貨を借りると一定額のSLNDが報酬としてもらえます。
いつもあるものではないですが、Borrow APRよりSLND Rewardsが大きい場合はマイナス金利となり、借りれば借りるほど収入が増える状態となります。
通貨の借り入れ
Borrowに入り、金額を指定してBorrow~をクリックします。
ウォレットで取引を承認します(小額のSolが必要です)。
しばらく待って、この画面が出れば借り入れ成功です。この時点から金利が発生します。
借りた資産はウォレットに移動し、通常の通貨と同様に使用できます。
借りた資産はウォレットに移動し、通常の通貨と同様に使用できます。
借入額の確認
現在そのプールで借りている金額は該当の通貨の画面で確認できる他、
PoolPositionのAssets borrowedでも確認できます。
また、通貨を借りるとUtilizationが上昇します。
これは担保に対して借用済の資産の比率を示しています。
これは担保に対して借用済の資産の比率を示しています。
Utilizationが100になる=借入限度額なので、担保が引き出せなくなります。
テスト用に一度Utilizationを100にしてみました。実際は余裕を持って借り入れすることをおすすめします。
Borrow balance
現在の資産と借入額のバランスはBorrow balanceで確認できます。
Liquidation thresholdは清算基準額。
つまり今のサプライのまま借りている5$が金利で5.67$まで膨らむと、強制的にBorrowが解除され、通貨が返済されることを意味しています。
つまり今のサプライのまま借りている5$が金利で5.67$まで膨らむと、強制的にBorrowが解除され、通貨が返済されることを意味しています。
このバーの全体の長さがサプライしている通貨の量で、水色がそのうち担保にしている(通貨を借りた)分、白い点が借入限度額、赤い点が清算基準額となります。
上の状態からしばらく放置すると、金利によってUtilizationが100%を超え(借入限度額を超過した状態)、
バーも赤くなって危険域に達していることを示します。このまま放置するといずれ強制決済されるので、可能なら早いうちに返済(Repay)するのが望ましい状態です。
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