Power Automate Desktopで二つのリストを繋げる、リストを統合する方法

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リストの統合」を行うと、ふたつのリストをひとつにまとめることができます。リストAの後ろにリストBがくっつく形になるので、並べ替えたい場合は一覧の並べ替えなどでソートできます。

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リストの統合

PowerAutomateDesktop リストの統合1
リストの統合は、アクションペインの変数から追加できます。
PowerAutomateDesktop リストの統合2
追加するとダイアログが表示されます。
PowerAutomateDesktop リストの統合3
例のために、統合するためのリストをあらかじめ用意しておきます。ちなみに%[]%で区切って値を列記すると、まとめてリストに値を追加できます。
PowerAutomateDesktop リストの統合4
文字列の場合は'または"で閉じます。

最初のリスト

PowerAutomateDesktop リストの統合5
統合したいリストの片方を{x}から変数名で指定するか、直接記入します。
たとえば%NewVar%のかわりに%[1, 2, 3]%と書いても動作します。

2番目のリスト

PowerAutomateDesktop リストの統合6
もう片方のリストを同様に指定します。

実行例

PowerAutomateDesktop リストの統合7
統合されたリストは、変数OutputList(デフォルト名)として新たに変数化されます。
PowerAutomateDesktop リストの統合8
中身を表示すると、ふたつのリストが統合されていることが確認できます。

生成された変数

PowerAutomateDesktop リストの統合9
変数名はクリックで変更可能、{x}から別の変数に統合されたリストを上書きすることができます。
PowerAutomateDesktop リストの統合10
スイッチをオフにすると、変数が生成されなくなります。

エラー発生時

PowerAutomateDesktop リストの統合11
エラー発生時をクリックすることで、エラー時の対応を設定することができます。
PowerAutomateDesktop リストの統合12
詳細」では、統合しようとしているリストに互換性がない場合を指定できます。
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