「リストの統合」を行うと、ふたつのリストをひとつにまとめることができます。リストAの後ろにリストBがくっつく形になるので、並べ替えたい場合は一覧の並べ替えなどでソートできます。
リストの統合
![PowerAutomateDesktop リストの統合1](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2022/03/5dcaf2ff1150301f3c8e57545ebad77b.png)
リストの統合は、アクションペインの変数から追加できます。
![PowerAutomateDesktop リストの統合2](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2022/03/424414ba98c39eb1293c6b3440cb4d21.png)
追加するとダイアログが表示されます。
![PowerAutomateDesktop リストの統合3](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2022/03/58b137008f62c1f35101c31b581e6bab.png)
例のために、統合するためのリストをあらかじめ用意しておきます。ちなみに%[]%で区切って値を列記すると、まとめてリストに値を追加できます。
![PowerAutomateDesktop リストの統合4](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2022/03/af60a11d98387ec75395e110728e86df.png)
文字列の場合は
'
または"
で閉じます。最初のリスト
![PowerAutomateDesktop リストの統合5](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2022/03/0bd5d019c9e4161cd23f9b15164bcebd.png)
統合したいリストの片方を{x}から変数名で指定するか、直接記入します。
たとえば%NewVar%のかわりに%[1, 2, 3]%と書いても動作します。
たとえば%NewVar%のかわりに%[1, 2, 3]%と書いても動作します。
2番目のリスト
![PowerAutomateDesktop リストの統合6](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2022/03/ada8c45041f0bd35565a325e50bc75b6.png)
もう片方のリストを同様に指定します。
実行例
![PowerAutomateDesktop リストの統合7](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2022/03/e35d85c94996da4302e9274011b52380.png)
統合されたリストは、変数OutputList(デフォルト名)として新たに変数化されます。
![PowerAutomateDesktop リストの統合8](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2022/03/7b5db47fb89ea5e97592fee242694885.png)
中身を表示すると、ふたつのリストが統合されていることが確認できます。
生成された変数
![PowerAutomateDesktop リストの統合9](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2022/03/01be98844eeaf5c20d09ae938c9243cb.png)
変数名はクリックで変更可能、{x}から別の変数に統合されたリストを上書きすることができます。
![PowerAutomateDesktop リストの統合10](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2022/03/8e7cd1cbb02180d88c3a5ca6ce7d667b.png)
スイッチをオフにすると、変数が生成されなくなります。
エラー発生時
![PowerAutomateDesktop リストの統合11](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2022/03/35d0efa4f20de9d089152e1d85b71ed5.png)
エラー発生時をクリックすることで、エラー時の対応を設定することができます。
![PowerAutomateDesktop リストの統合12](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2022/03/d77a5a102e6a828ad9d9460ff674b736.png)
「詳細」では、統合しようとしているリストに互換性がない場合を指定できます。
![](https://sunagitsune.com/wp-content/uploads/2021/11/error-gb3a203815_1280-160x90.png)
Power Automate Desktopでエラー発生時の例外処理を実装する方法、ブロックエラーの使い方
Power Automate Desktopのアクション下部「エラー発生時」の設定についてです。読んで字のごとく、エラーが発生した時の処理をアクションごとに設定することができます。
本来の意図とは外れたケース、例外的な場面での処理なので、...
コメント