一般的に我々が使う数字はアラビア数字と呼ばれます。これに対しローマ数字はⅠ、Ⅱと棒を増やす形式の数字のことで、ExcelではRoman関数を使うとアラビア数字をローマ数字に変換、Arabic関数でローマ数字をアラビア数字に変換することが可能です。
Roman関数とArabic関数
アラビア数字をローマ数字(を表す文字列)に変換
Roman(アラビア数字,書式)
※書式は省略可能
Roman(アラビア数字,書式)
※書式は省略可能
ローマ数字(を表す文字列)をアラビア数字に変換
Roman(ローマ数字)
一回書式は無視して、Roman関数で左のセルの値をローマ数字に変換してみます。
=Roman(A1)と入力し、オートフィルで伸ばします。
=Roman(A1)と入力し、オートフィルで伸ばします。
実行結果です。A列が元の数値(アラビア数字)、B列が関数で変換したローマ数字です。
数字は3999まで対応しています。
数字は3999まで対応しています。
C列にArabic関数を入力することで、B列のローマ数字をアラビア数字に戻した例です。
Roman関数の書式
Roman関数に用意されている書式ですが、ローマ字をどの程度略式で表示するかを意味しています。
書式を省略すると0(正式)とおなじ表示になります。
書式を省略すると0(正式)とおなじ表示になります。
サンプルとして499を、書式0(またはTrue)、1、2、3、4(またはFalse)で表示するとこうなります。
どの形式からでも、Arabic関数でアラビア数字に戻すことが可能です。
どの形式からでも、Arabic関数でアラビア数字に戻すことが可能です。
ローマ数字(を表す文字列)
ローマ数字はデータ上文字列の記号として表現されています。数値ではないので、ローマ数字は計算には使えません。
計算や集計が必要な場合は、アラビア数字で計算をしてからローマ数字に変換するようにしてください。
計算や集計が必要な場合は、アラビア数字で計算をしてからローマ数字に変換するようにしてください。
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