ある値を基準値の倍数に換算する場合、余りを切り上げではCeiling、切り捨てではFloor関数を使います。今回紹介するMRound関数では、余りの数を四捨五入することができます。
MRound関数の使い方
基準値の倍数に変換し、余った数を四捨五入
MRound(数値,倍数)
MRound(数値,倍数)
こういう表に対し、
MRound関数を記述します。説明が「指定した値の倍数になるように切り上げまたは切り捨て」ということで、つまり四捨五入します。
=MRound(A1,20)のように記述し、
これをオートフィルで下まで伸ばします。それぞれ指定した「20」の倍数に四捨五入されていることが確認できます。
倍数は自由に変更できます。これは30の場合、
これは500の場合です。
ただし、倍数に負の値は使用できません。
また、対象の数値が負の値の場合もエラーになります。
言うまでもなく、対象の値が数値以外の場合もエラーになります。
小数は使用可能です。
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