セルの書式をマクロから変更する方法です。やることとしては、書式設定で「ユーザー定義」を設定するのと同様になります。
セルの書式の変更方法
今はこんな感じに書式がなってますが……。
これをマクロで変更するにはどうするか?
範囲を指定し、NumberFormatLocalプロパティを設定します。構文としては下記のようになります。
セルの書式設定の変更
対象.NumberFormatLocal = “(書式)”
対象.NumberFormatLocal = “(書式)”
マクロを開き、Range(“A1”).NumberFormatLocal = “yyyy””年””m””月””d””日”””(A1の書式設定をyyyy年m月d日表記に変更する)と記述します。
これを先ほどのA1に実行すると……。
こんな感じで書式が変更されました。
A2も変更してみましょう。こちらはNumberFormatLocal = “#,##0″”円”””に設定してみます。
表記が円表示に変更されました。
記述のポイント
基本セルの書式設定→ユーザー定義と書き方は同じなんですが、値全体を””で囲む必要があります。
途中で漢字などの文字が入る場合は、””でその文字部分を囲む形になります。
途中で漢字などの文字が入る場合は、””でその文字部分を囲む形になります。
このように書式設定で数字/記号表記であれば(”を使っていなければ)、マクロではNumberFormatLocal = “0“のように全体を””で囲んで表記します。
このように書式設定で文字表記も含むのであれば、マクロではNumberFormatLocal = “m””月””d””日”””のように表記します。
パーツとしては「m」「d」の記号と漢字部分となり、「月」「日」のような漢字部分はそれぞれ””で囲まれます。“ + m + “”月”” + d + “”日”” + “に分解できます。
パーツとしては「m」「d」の記号と漢字部分となり、「月」「日」のような漢字部分はそれぞれ””で囲まれます。“ + m + “”月”” + d + “”日”” + “に分解できます。
マクロで書式設定をする方法については以上です。
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