Excel（エクセル）で一行・一列おきに行/列を挿入する方法

行や列ごとに、ひとつずつ空けて空白の行や列を挿入する方法です。通常操作とマクロ両方用意してます。

やりたいこと
方法①Ctrl⁺挿入
方法②連番ふって並び替え
- 列の場合
方法③マクロ
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やりたいこと

このように並んだデータに対し、

一行/一列ずつ空けて行や列を挿入します。

方法①Ctrl⁺挿入

新規行を挿入したい行を、ひとつずつCtrlを押しながら選択していきます。

その状態で右クリック→挿入をクリックすると、

選択した行それぞれの上に一行ずつ行が挿入されます。

列の場合も同様の手順で、一列ごとに列が追加できます。

方法②連番ふって並び替え

ひとつ右の列に1を入力し、

オートフィルで連番にします。伸ばしても連番にならない場合は、Ctrl押しながらオートフィルします。

作った連番をコピーして、

下に貼り付け、

ホームタブ→並べ替えとフィルター→昇順をクリックします。

選択範囲を拡張するにチェックを付けたまま、並べ替えをクリックします。

するとこのように連番が並べ替えされ、隣接したaからeも数字とセットで並べ替えがされるので、結果的に一行ずつ間が空きます。B列を消せば完成です。
貼り付ける連番の数が増えるほど、挿入される行の数が増えます。

列の場合

並べ替えは基本縦方向に行われるので、横方向の並べ替えはひと手間かける必要があります。
とりあえず同様に連番を増やし、

範囲または範囲行を全部選択します。

データタブ→並べ替えをクリックし、

選択範囲を拡張するにチェックが付いた状態で並べ替えをクリックします。

並べ替えダイアログが開くので、オプション→列単位にチェックを付けてOKを押します。

最優先されるキーで連番を振った行を選択し、OKを押します。

一列ごとに列が挿入されます。

方法③マクロ

' vba
Sub 行ごと挿入()
'A1の下から開始
Range("A2").Select
For i = 1 To 10
Rows(ActiveCell.Row).Insert
ActiveCell.Offset(2, 0).Select
Next
Range("A1").Select
End Sub

Sub 列ごと挿入()
'A1の右から開始
Range("B1").Select
For i = 1 To 10
Columns(ActiveCell.Column).Insert
ActiveCell.Offset(0, 2).Select
Next
Range("A1").Select
End Sub