マクロを運用する上で、通常操作であれば必須操作となる警告ダイアログが邪魔になる場合もあります。そうした場合、メッセージを非表示にする方法を知っておくことで自動化が達成できます。
DisplayAlertsプロパティの使い方
deleteメソッドを使って、特定のシートを削除してみます。
' vba シートの削除
Sub Macro1()
Sheets("sheet21").Delete
End Sub
マクロを実行すると……。
警告メッセージが表示され、結局手動操作が要求されます。
これを避けるために、一度警告メッセージの表示をオフにし、シートを削除した後でもう一度オンにします。application.displayalerts = Falseでオフ、~ = Trueでオンです。
Applicationは概ね「Excel」の意味で、システムに対して干渉する時に指定するオブジェクトです。
Applicationは概ね「Excel」の意味で、システムに対して干渉する時に指定するオブジェクトです。
警告メッセージの表示/非表示
Application.DisplayAlerts = 値
※値はTrue/Falseのみ
Application.DisplayAlerts = 値
※値はTrue/Falseのみ
上記マクロを実行することで、メッセージを表示することなくシートを削除することができました。
VBAで警告メッセージを非表示にする方法については以上です。
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