Excel VBA(マクロ)で図形の線を引く方法/AddLineメソッドの使い方

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図形の作成のうち、線を作成する場合はAddLineメソッドを使用します。

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AddLineメソッドの使い方

excel vba addline1
基本的な使い方は、Shapesコレクションに対して.AddLineと記述し、
excel vba addline2
()の中に開始位置の横、縦、終了位置の横、縦を記述します。
' vba
ActiveSheet.Shapes.AddLine(30, 50, 130, 150).Name = "line1"
図形作成時は、同時に何かプロパティを指定してやる必要があります。最後に名前の変更をつけてやれば、
excel vba addline3
名前のついた線が作成されます。線の色や太さを指定しながら作成することもできます。

セルに斜めの線

' vba
ActiveSheet.Shapes.AddLine(Cells(3, 2).Left, Cells(3, 2).Top, Cells(4, 3).Left, Cells(4, 3).Top).Line.Weight = 5
開始位置、終了位置はセル単位で指定することもできます。
Cellsの中の数値は左が縦、右が横を意味し、Cells(3,2)であれば上から3つ、左から2つ目のセルなので、つまりB3セルを意味します。
B3セルの左上から線を開始し、C4セルの左上まで引いてやれば、
excel vba addline4
セルを斜めに切る線が作成できます。
Line.Weightは図形の線の太さを指定できるプロパティです。

セルの中央を通る線

' vba
ActiveSheet.Shapes.AddLine(Cells(3, 2).Left, Cells(3, 2).Top + Cells(3, 2).Height / 2, Cells(3, 3).Left, Cells(3, 3).Top + Cells(3, 2).Height / 2).Line.ForeColor.RGB = RGB(0, 0, 255)
セルの高さはHeight、横幅はWidthプロパティで取得できます。
ここでは開始位置のY軸に対し、それぞれセルの高さの半分を加算しています。
excel vba addline5
結果、セルの中央がY軸の開始位置となります。加算すると線はその分下に行きます。
Line.ForeColorは線の色を変更できるプロパティです。
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