人から受け取った表で、「どこが数式なのか」「どの式を使っているのか」がわかりづらい場面というのがあります。ひとつひとつセルを確認して追うよりも、一度数式を表示する設定にして大まかな構成を確認してしまうほうが合理的です。
数式の表示の使い方
前任者から渡された表に、こんな式がいくつもあったとします。使っているのはSumでしょうか、Subtotalでしょうか? 数値は直接打ってるのでしょうか、どこかを参照しているのでしょうか?
なるべく簡単に確認したいので、まずは数式タブを押し、
右のほうにある数式の表示をクリックします。
数式の表示
Ctrl+Shift+@
Ctrl+Shift+@
数式の表示はショートカットでも実行可能です。
@はEnterのふたつ左、上側にあります。
@はEnterのふたつ左、上側にあります。
数式の表示を実行すると、このように列が自動で拡大され、関数や参照式が一覧表示されます。もう一度実行すると元に戻ります。
また、数式の表示には書式をクリアして表示するという機能もあります。この状態で実行すると……。
こうなります。設定された書式が一度解除され、生のデータが表示されます。
また、数式の表示中は日付がシリアル値で表示されるようになります。
Excel(エクセル)で使える時短ショートカット集
Excelでよく使う(あるいは人によっては役にたつ)ショートカットを集めてみました。
Excel(エクセル):日付、時間、曜日、シリアル値
Excelの時間関連操作、設定、関数などまとめです。
セルの表示設定、関数
基本
日付をセルに入力したい場合、m/dあるいはm-dの形式で入力すれば、
自動で入力した年のその日付になります。年号も指定したい場合は、y...
Excel(エクセル):表示、非表示
ここでいう表示/非表示とは、Excelで何かを隠す、それを再度表示する、または表示を切り替えるといった意味合いになります。数値を%で表示する、といった表示形式に関しては入力や書式の記事などで扱います。
セルの表示/非表示
セ...
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