excelデータの中でどのデータが多く登場しているのかを検出する方法です。実行環境は2007でMode関数を使用していますが、2010以降ではMode.sngl関数に名前が変わっています。
下のほうでCountif関数の解説もしています。
mode関数を使う方法
Mode関数(Mode.sngl関数)とは、範囲内で「最も登場回数が多い数字」を戻り値として返す関数です。検出対象が数字の場合は、こちらの方法が簡単です。
実際にやってみましょう。
まずExcelに適当な数字の羅列を作り、計測したい範囲に対して、下の関数を入力します。
最頻値の検出
=mode(範囲)
(2010以降は=mode.sngl(範囲) )
ここでは範囲A2~E14の中を検索しています。
=mode (A2:E14 )(A2~E14の中で 最も登場回数の多い数字を表示する ) と入力します(excelのバージョンが2010以降の場合=mode.sngl(A2:E14) )。
一番よく出てくる「10」が表示されました。
少し数値を変更し、「10」と「1」がそれぞれ3回ずつ登場するようにしたところ、「10」だけが表示されています。このように、同率一位もエラーにならず、いずれかひとつだけが表示されます。
「1」の数を増やしてみます。出現数が追い越されると、ちゃんと反映されることが確認できました。
mode関数で数字以外の頻出具合を調べたい場合
Mode(Mode.sngl)関数では、数字以外は検出できません。
なのでもし文字などの頻出単語を調べたい場合、あらかじめ文字を数字に換算しておき、別の関数を使用して、数字に対応した別の単語に置換して表示することになります。暗号表みたいなものです。
今回は左に数字、右に数字から置換したい文字を置き、Vlookup関数を使用します。
検索値に対応した戻り値を返す
=vlookup(検索値、参照する範囲、範囲内で戻り値を参照する列、検索方法)
今度は右の表を参照して、最頻値の下に数字に対応した文字を表示 したいと思います。1であればその右のA、2であればBです。
今回は=vlookup (C5 ,E1:F8 ,2 ,FALSE )(C5を参照 し、E1~F8の左端の列から 完全一致する 値を探す。見付けたら 数字の一つ右にある値を 表示する ) と入力します。vlookupに慣れないうちは、2,falseは固定ぐらいに思っておいて問題ないです。
「1」を見付けることができたので、その右にある「A」が表示されました。
文字を数字に変換する方法
連番を作るだけの単純なものですが、たとえばこんな感じで変換可能です。もし元のデータをいじりたくない場合は、他のシートにコピーなどしてご対応ください。
次のセルに=if(A1=A2 ,B1 ,B1+1 ) (A1とA2が同じ ならB1 、そうでないならB1+1 を返す)と記入します。
これを一番下のセルの隣までオートフィルでコピーします。
方法2:Countif関数を使う方法
Countif関数を使うと自動で文字の登場回数を数えることができます。検出対象が文字の場合、文字と数字が混ざってる場合などはこちらがおすすめです。
範囲内の指定文字の数をカウント
=countif(範囲,指定文字) )
この表で、A列にそれぞれの文字が何回ずつ登場しているかを数えてみたいと思います。D列のように各文字がひとつずつある表は、A列をコピー→
一意の文字のみ抽出 など行うと簡単に作れます。
D列文字の左 に、=countif (A:A ,D2 )(A列の中で D2と一致する文字 の数をカウントする ) と記入します。左に書くのはあとでvlookup関数で使用するためです。
A:AはA列全てを意味します。もちろんA1:A10のように書いてもOKです。
Enter を押すと、catはA列に2つあることがわかりました。
下までオートフィルすると、各文字の登場回数が表示されます。どうやらsheepが最も多いようです。
範囲内の最も大きい数字は、Max関数で検出することができます。ここでは=max(C2:C7) と記述し、C列の中で最大の数字を表示しています。
=vlookup (E2 ,C2:D7 ,2 ,FALSE )(E2を参照 し、C2~C7 の中で完全一致する文字 の右にある 値を返す ) と記述します。
単語の出現回数を変えると、このように結果も変わります。
VlookupでE2を参照していますが、これはC2~C7の最大値を関数で参照しているだけなので、=以外をコピーして……。
関数の「E2」を「max(C2:C7)」に差し替えても動きます。
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