Java Scriptで同じ処理を何度も繰り返したい場合に使用する、for文、while文のご紹介です。
for文の使い方
for文は処理を行うごとに指定した変数の数を変化させ、変数がある値になったら処理を終了させる、無限ループになりにくい式です。
for(変数の指定,条件式、変数の増減処理){繰り返す処理};
なんのこっちゃという感じかもしれませんが、たとえば次のように書きます。
for (var i =0; i<3; i++){ alert(i); }
この処理では、まず変数「i」に対して0を指定した上で、これが3未満であることを判定し、iを1増やして処理を1度実行、再度頭に戻ってiが3以上になるまでこの処理を繰り返しています。
for文が終わった後はその後のコードが実行されるので、直後に付け足しておけば終了後の処理を指定することも可能です。
for (var i =0; i<3; i++){ alert(i); } alert("ループ終了");
while文の使い方
while(条件式){繰り返す処理};
見ての通りシンプルな式で、変数の指定などは別で行います。for文と同様に変数を指定して使うこともできますし、もっと複雑な式を条件にすることもできます。
var i = 0; while (i<3){ alert(i); i++; } alert("ループ終了");
途中で強制終了したい場合
もし処理の途中にbreakがある場合、ループは強制終了されます(for、whileどちらにも有効)。
実際は条件分岐などして、特定の条件化ではループ処理を行わない場合などに使用します。
for (var i =0; i<3; i++){ alert(i); break; } alert("ループ終了");
途中でループの最初に戻したい場合
また、continueがある場合、式の途中でもループの頭に戻ります。
for (var i =0; i<3; i++){ continue; alert(i); } alert("数字が"+ i + "まで増えました");
forとwhile、どちらを使うべきか?
どっちでもいいです。ただ、whileのほうが「~の間は繰り返す」という構文がシンプルなので、まずはこちらに使い慣れるのをおすすめします。
for文はfor文で便利ですが、必要性を感じたら覚えるぐらいのつもりでも、特に支障はないと思います。
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