Excel VBA(マクロ)でテキストボックスを作成する方法/AddTextBoxメソッドの使い方

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テキストボックスは図形の一種で、文字通りテキストを表示させることに特化したオブジェクトです。
テキストボックスを作成すると、同時にShapeオブジェクトを返します。

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AddTextBoxメソッド

テキストボックスを作成
Shapesコレクション.AddTextBox(Orientation,Left,Top,Width,Height)
' vba
ActiveSheet.Shapes.AddTextbox(1, 30, 30, 100, 50)
テキストボックスを作成するには、AddTextboxの引数に文字の向き、開始位置横、縦、横幅、縦幅を記述します。
' vba
ActiveSheet.Shapes.AddTextbox(1, 30, 30, 100, 50).Name = "textbox1"
図形を作成する時は何か後ろにもうひとつ命令をつけないといけないので、仮に名前を変更しておくと、
テキストボックスが作成されます。値はポイント単位です。
単位や位置取りについては、図形の作成の記事参照。文字の向きについては後程説明します。

テキストボックスに文字を入力

' vba
ActiveSheet.Shapes.AddTextbox(1, 30, 30, 100, 50).Name = "textbox1"
ActiveSheet.Shapes("textbox1").TextFrame.Characters.Text = "test"
作成時にテキストボックスに文字も表示するようにしておきます。
実行結果です。

文字の向き

文字の向き(Orientation)は数字の他にMsoTextOrientation列挙体定数でも指定できます。

横書きは数字の1またはmsoTextOrientationHorizontalで指定します。以下同様。
下から上は数字の2またはmsoTextOrientationUpward
上から下は数字の3またはmsoTextOrientationDownward
縦書き(アジア言語サポート)は数字の4またはmsoTextOrientationVerticalFarEast
垂直方向は数字の5またはmsoTextOrientationVertical
水平方向および回転(アジア言語サポート)は数字の6またはmsoTextOrientationHorizontalRotatedFarEastで指定できます。

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