Control netのdepthでは、参照画像の深度を参照して画像生成することができます。
前置き
基本的な構成はscribbleなどほかのcontrol netと同じです。おさらいすると、
こういう感じの配線になります。なんでAIの話してんのにこういう表を手で作ってんでしょうね。
ノードの追加方法などはこちらを参照するか、
公式サイトのpngあるいは過去に作ったpngをwebUIに貼り付けても用意できます。
depthのファイルは上記サイトのOriginal Versionなどから入り(SD1.5用)、
depthを2種類DLして、
stable diffusion\Data\Models\ControlNetに入れておきます。
コントロールネット名をcontrol_v11f1p_sd15_depth.pthにセットしたら準備完了です。
depthの実行例
奥行きのある画像を用意しました。
これをdepthで読み込みつつ、全然ちがうプロンプト(学校までの道、春、桜、朝)、モデルで画像生成してみます。
結果はこんな感じ。
ガチャガチャしていますが、元画像の奥行きがトレースされていることがわかります。
背景と前掲の関係を一貫させることができるので、アニメーションの作成や特殊な背景などで活躍する機能なのかなと思います。
紹介したアプリ、Webサービス、AI一覧
紹介したサービス等のまとめです。有料のサービスでも無料で試せることがほとんどなので、気になったものがあったらどうぞ。
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