【書き方】簡単なレビュー・書評・読書感想文を無限に量産するためのシンプルな方法【作り方】

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レビューなんて誰でも書けます。しかしより簡単に書くために、ちょっとした考え方を紹介します。

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まず結論を決める

「言いたいこと」と言ってもいいです。そう難しく考える必要はなく、要するに「褒めたい」のか、「けなしたい」のかを決めます。自分がそれを好きか嫌いか、でもいいです。普通は好きなら褒める、嫌いならけなす内容になると思います(もちろん、嫌いだけど褒める文章を書いても問題はありません)。

いいところを探す

対象の「好ましい点」「特に良かった点」「画期的・斬新な点」「褒めてあげてもいい点」などを探します。褒める時だけでなく、けなす時も探します。

だめなところを探す

「ここが気になった」「これは駄目だ」「ベタ」「退屈」「人間性を疑う」「息苦しい」「生理的に気持ち悪い」などネガティブな部分を探します。けなす時だけでなく、褒める時も探します。

特筆すべき点を探す

たとえば「印象的な台詞」「ショックを受けたシーン」「好みのディティール」などを探します。上ふたつとカブっても別にいいですが、作品全体のトーンから浮いたアクセントとして、割とハッキリ分かれる場合だけ抜き出すほうが整理できます。

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組み合わせる

基本的に、褒める場合は「いいところ」または「特筆すべきいい部分」で終わらせるほうが書くのが楽です。
印象的なシーン→でもここが気になった→しかしここがすごく良かった

物語は突然の惨劇から幕を開ける。これはあまりに唐突過ぎて、心臓に悪く、グロテスクなシーンには目を背けたくなった。だがしかし、この突然の演出が作品上不可欠なピースだということが最後まで見るとわかる。すごい傑作だった。

としてもいいですし、
最初に、これだけは許せない→しかしそれを除けばこういう美点がある→最後のこのシーンは涙なしには見られなかった

ストーリーの都合だけで見捨てられるヒロインの存在は監督のモラルを疑う。だが、その一点を除けば全体を貫くテーマははっきりしていて、見事に伏線を回収するラストも見事だった。今年一番と言っていい。

としてもいいです。上をヒネって、
こういう美点がある→最後のこのシーンは涙なしには見られなかった→とはいえ、これだけは許せなかった

全体を貫くテーマははっきりしていて、見事に伏線を回収するラストも見事だった。今年一番と言っていい。ただ一点、ヒロインがストーリーの都合だけで見捨てられたように感じ、この点だけは監督のモラルを疑わざるを得ない。

と終わってもいいんですがなんとなく主旨がボケて、「褒めてんの?」という感じになるので、

この点だけは監督のモラルを疑わざるを得ないが、みなさんはどう思われるだろうか。

とかそういう小技を使ったりもします。

けなす場合は、けなして終わっても褒めて終わっても、どちらでも良いです。上がり調子でいろいろ言ったけどここは良かった! で終わってもいいですし、そのまま駄目出しで終わってもOKです。

なぜ褒める、けなすという対称的な要素を配置するかというと、そのほうが客観的・理知的な文章に見えるからです。実際そこを探すことによってその作品に関して多少なりとも考える必要があり、考えることによってその感想・レビューは読むに値するものへと変わります。

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発展系

これだけでもかなり書けます。ただマンネリにはなってくるので、その場合は「特筆すべき点」を細分化、明文化していくといいかもしれません。
「一般受けか、カルトか」とか、「キャラクター」に着目するとか、「メッセージ」を探すとか。他の作品や環境との類似点を探してもいいですし、記述や歴史描写の正確性を確認してもいいです。

あるいは、なぜ良い(好き)なのか、駄目(嫌い)なのかを掘り下げる理由の追求。読書感想文の本道はこれで、なぜこれを見た自分がそう感じたのか? を突き詰めていく作業です。結論も褒めるかけなすかだけでなく、もっと具体的な言葉に落としこめるといいでしょう。

あとは飛び道具として、作中のワードを組み合わせて裏の意味を探していく(考察する)のも楽しいかもしれません。作者が意図したものとはまったくちがうであろうものが出てくることもよくありますが、読んで楽しいものになることが多いです。

読んでいるうちに、この国とキャラクターは~の比喩だと思い始めた。すると明るい性格でみんなに好かれる~は~ということになり、このことに気付いた時はぞっとした。他愛もないファンタジーに見えるこの作品がなぜ300年も読み継がれ、傑作と呼ばれてきたのかがわかった気がする。人はずっとこんなことを繰り返してきたのだ。

ご参考になれば幸いです。

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