Excel VBAで線の太さを変更・取得する方法/Line.Weightプロパティの使い方

IT

罫線などと同様、図形の線の太さを変更するのにもWeightプロパティを使用します。Shapeオブジェクト、ShapeRangeコレクションで使用できます。

スポンサーリンク

図形の線の太さを変更

線の太さを変更
Shapeオブジェクト(またはShapeRangeコレクション).Line.Weight = 値
※値はポイント(1/72インチ)単位
作ったばかりのこういった図形(線の太さ:2ポイント)に対して、
' vba
ActactiveSheet.Shapes(1).Line.Weight = 1
図形を取得して線の太さを変更してみましょう。
まずはShapeオブジェクトに対して線の太さを1に指定してみます。
インデックス番号1の図形の線の太さが変更されました。
' vba
ActactiveSheet.Shapes.Range(Array(2, 3)).Line.Weight = 10
複数図形も指定できます。ShapeRangeコレクションに対して線の太さを変更してやれば、
線の太さをまとめて変更することができます。
ShapesコレクションからLineプロパティの変更はできません。
一度Shapes.SelectAllで図形を全て選択し、その後Selection.ShapeRangeから線の太さを指定すれば可能です。

図形の線の太さを取得

図形の線の太さは、MsgBox ActiveSheet.Shapes(1).Line.Weightなどで取得できます。
' vba
MsgBox ActiveSheet.Shapes.Range(Array(1, 2)).Line.Weight
一応ShapeRangeコレクションを指定すれば複数図形でも動くんですが、
想定してない使い方のようなので、単一図形を指定するようにしてください。
Excel(エクセル):図形
Excelでは、図形という機能を使うことで四角形や丸、矢印などのオブジェクトをシート状に配置することができます。セルの形状を無視して配置できるので、フローチャートや装飾、注釈などアイデア次第でさまざまな用途に利用できます。 図形作成・操作...
関数・演算子・メソッド・プロパティ名から探すExcel/VBA(マクロ)使い方・組み合わせ方まとめ
こちらはExcelやメソッドの諸機能を、機能の名称から探せるまとめ記事です。
やりたいことから方法を探すエクセル(Excel)操作・関数・VBA(マクロ)逆引きまとめ
逆引き(やりたいことから探す)Excel記事まとめ

コメント

モバイルバージョンを終了