Product関数(掛け算)の派生として、横/縦に並んだフォーマットの統一されたリストの積を一行/列ごとに掛け算し、その結果を合計するSumproduct関数のご紹介です。
Sumproduct関数の使い方
複数行/列の積の算出
=sumproduct(範囲A,範囲B,範囲C…)
※各範囲は行数/列数が等しい数であること
=sumproduct(範囲A,範囲B,範囲C…)
※各範囲は行数/列数が等しい数であること
Product関数で使用したこの表の利益を合計し、総利益を求めてみたいと思います。
簡単なのは、利益を全てsum関数で合計する方法です。
D2~D5を合計し、総利益が表示されました。
この利益はそれぞれ、Product関数で左にある値段、数、利率を掛け算して計算されています。今はSum関数とProduct関数を別々にやっていますが、これをまとめて行おうというのがSumproduct関数です。
この関数を使うと、個別に利益(D)列を作らないでも総利益を計算することができる、というメリットもあります。
この関数を使うと、個別に利益(D)列を作らないでも総利益を計算することができる、というメリットもあります。
=sumproduct(A2:A5,B2:B5,C2:C5)(A2×B2×C2からA5×B5×C5まで掛け算した数値を合計する)と記述します。
さきほどと同じ値が算出されました。ちょっとややこしいですが、計算する各範囲をカテゴリごとに指定するというニュアンスになります。
ちなみに計算する各範囲の長さが揃ってない場合、エラーとなります。
長さが合っていれば、範囲がズレてるのは特に問題ないです。
複数行の積の合計については以上です。
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