Excel(エクセル)で数字にマイナスをつける、負の数に変換する方法

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Excelで値として負の数を入力することは、Sum関数などと組み合わせることで有用なテクニックとなります。しかし元々正の数で入力している場合、これを負の数に一度変換しないといけません。

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負の数に変換

たとえば「在庫」「出荷」「計」だけのシンプルな表であれば、=B2-C2などで完結に記述できます。
しかし計算項目が増えていくと、プラスとマイナスが入り混じるやや複雑な式になっていきます。
そこで、マイナスを使う値は最初から負の数として入力しておき……。
これをまとめてSum関数で計算する、といった方法だとすっきりした記述でまとめられます。
一例ですが、こういった場合に正の数を負の数に変換する必要が出てきます。
やりかたとしては、負の数に変換したいセル番号にマイナスをつけ、-D2のようにして仮の列に入力します。
Enterを押すと、参照元の値が負の数に変換されて表示されます。
オートフィルでコピーし、必要なセルを全てマイナスに変換します。
仮の列の負の数をコピーし、参照元のセルにペーストします。数字おかしくなっていますが問題ありません。
右下のオートフィルオプションをクリックし、「値のみ」をクリックします。
関数ではなく値としてペーストが再計算され、結果として値が全て負の数に変換された状態になります。
仮の列を削除し、Sum関数を下までオートフィルでコピーすると、計算が正しく行われていることが確認できました。

Excelで値を負の数に変換する方法については以上です。

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