Excelで分数（1/2など）を入力した場合、1月2日としてデータが表示されます。
これを避けるにはどうすればいいかというと、大まかにふたつの方法があります。
頭に0を付ける方法
まずは普通に1/2と入力してみます。
自動的に日付だと判断され、年月日に変換されました。
今度は頭に0と半角スペースを付けて、0 1/2と入力してみます。
すると、0.5を分数として表示している状態になり、表記として1/2となりました。
この頭につける数字は整数で、1 1/2と入力すると1.5を入力したものとみなされます。
このふたつの数字を合計してみます。
1/2＋1 1/2で、合計が2となることを確認できました。
セルの書式設定を変更する方法
分数を入力したセルを選択した状態で右クリック→「セルの書式設定」をクリックしてみます。
書式設定が「分数」となっていることがわかりました。
一度設定を閉じて、新しいセルに0.5と入力してみると、こちらは分数に変換されません。書式設定が「分数」になっていないからです。
今入力した0.5の書式設定を見ると、「標準」となっています。
これを「分数」に変更してOKを押してみます。
すると、0.5が1/2として表示されました。このように、セルの書式設定を利用すると、入力されたデータをどの形式で表示するかを選択できます。
なお、書式設定（分数）でデフォルトで用意されている分母の桁数や分母の値は図の通り。
分数を小数で表示したい場合
逆に分数を小数で（1/2を0.5で）表示したい場合は、セルの書式設定で分数→標準に変更すればOKです。
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