カントリーリスクは、そのまんま「国の持つリスク」。
カントリーリスクとは
どれだけ投資先が優秀で魅力的でも、その企業の所属する国家が戦争を始めたり、政情不安で革命がおきたり、災害に襲われればその価値は大きく棄損される可能性がある、そういったリスクのことをいいます。
急激な為替変動やインフレ、対外債務の不履行(デフォルト)などがあり、金利の高い投資先であっても通貨自体が無価値になる……といったケースもカントリーリスクといえます。
カントリーリスクが高い地域
中南米、アフリカはカントリーリスクが高いとされます。東南アジア、旧ソ連諸国なども同様。
カントリーリスクはその国の持つ問題と深く関連性があり、現代の日本でいえば急激な円高、高い自然災害リスク、少子高齢化と人口減少による経済圧迫、隣国による侵略戦争の可能性などがリスクとしてあげられます。
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